用語集

Albion Online の世界の用語集

アルビオンオンライン特有のワードや設定など。日本語の解説がないものを優先的に。



設定系

Albion
ゲームタイトルにも使われている“Albion”。単語としてのアルビオンはアルビノの語でも分かるように白いことを意味しており、石灰岩を含んでいるため海から見て白い崖だったイギリス(ブリテン島)を差した古い呼称。ゲーム的にも舞台となっている土地を差している言葉。Albion Onlineはアーサー王伝説をモチーフに多々使っているのでブリトンを差すこの名前が採用されていると考えられる。設定としては15年前にAlbionエリアの霧が晴れて発見され、王国が新天地に探索隊を投入し始めた。現在ではある程度安全が確保できてきたため市民も受け入れ始めている。王国:旧世界側というのはモルドレッド4世が統治し魔法やモンスターはいないが食糧難や内戦、暴動などが起こるディストピア状態でAlbionに旅立つ動機もある世情。なお設定を読み解く限りモルドレッド1世というのは1260年前の大戦時に脱出したモルガナの子供である。


Expedition(エクスペディション):遠征/探検
システム的には街等のポータルで始められるインスタンスPvEコンテンツ。“Albion”へは王国が12年前に犯罪者主体の入植隊を送り失敗した後、5年前の正規遠征軍派遣によってゲームでいうロイヤル大陸部分についてはかなり掌握するに至っている。Expedition:遠征/探検とはこの王国陣営の入植活動そのものであり、モンスターのいる土地を探索ないし制圧する業務に参加していると考えれば良い。評判値が下がりすぎた犯罪者プレイヤーはExpeditionがプレイできなくなるが背景から考えれば自然である。


Heretics(ヘリティック):異端者
モンスターの一種として登場する勢力。王国の第一次入植隊として12年前にAlbionに入った生き残り。第一次隊はローコストで集められたため、もともと犯罪者か王に邪魔な貴族の島流し系で構成されていてた。我流で試行錯誤し魔法を使ったりできるようにもなっている。王国からは消息が途絶えその後第二次隊が来たときにはもはや敵性勢力となっていた。


Avalon(アヴァロン)
Albionに古来からいる先住勢力のうち、魔法の扱いを極めた人間民族が聖杯を囲って作った都市の名。この魔法民族アヴァロニアンは2019終わりに実装されたコンセプトで、強力な敵モンスターとしても登場する。彼らはクリスタルから純魔力を抽出し液状化する技術(聖杯)を持っており、青より純度が高く強力な白クリスタルを扱える設定。聖杯の水を飲んだのがアーサーと聖杯騎士団。湖の淑女に選ばれたモルガナが選定権を持っていた。アヴァロニアンの黄金時代に至るにキーパーのドルイド僧マーリンと魔女モルガナの協力は大きい。
1300年前にドラゴンを撃破するが戦いで王が死に、後継者をめぐってマーリン&アーサー派とモルガナ派で大戦が起きる。これにより散り散りになっていたが最近再び帰ってきたというような状態。


Morgana(モルガナ)
キーキャラクターの一人、魔女モルガナ。“モルガナの弟子”達が敵mobの一角をなしているのでゲーム内でもかなり目にする名前である。彼女は悪魔の力や知識を使いこなす魔法使いで、その力によりAlbion世界においてはじめての金属器を作り出す。その装備によりアヴァロニアンの騎士団が生まれ、また王が持つ魔法剣エクスカリバーも作っている。
レッドドラゴン討伐後、王後継者に自分の息子を推してマーリンと対立、大戦に入る。アヴァロン陣営の強力な騎士団に対抗するためモルガナは悪魔を地上に呼び出し戦力を補完、圧倒するも最終的にはマーリンの大儀式魔法で悪魔は地獄に押し戻され、その際召喚者モルガナも地獄へ引き込まれ消えた。そして現在、モルガナ派の騎士や信者などで生き延びた残党勢力は密かに活動している。これらがモンスターとしてゲーム内に登場している。

Keeper(キーパー)
モンスター勢力の一つとして登場する。Albionの番人という意味だがストーリー的には古来Albionの絶対的支配者であったドラゴンたちに対抗、勝利したあと封印したドラゴンを監視している勢力。巨人族と人間族ドルイドからなっている。もともと巨人族は人間を捕食していたがドラゴンに対抗するため協力関係に至った。1800年前、ドラゴンと大激戦の末ついに勝利するが不死であるドラゴンたちを完全に滅することができなかったため、ドルイドたちは魔法で永遠の眠りをかけ封印した。
しかしその200年後、若きドルイドのマーリンはドラゴンが眠りから覚めることを予見し行動を始める。マーリンはいわば革新派でありアヴァロニアン達と手を組んだが、キーパー全体がかかわったわけではなくむしろ彼らは距離をとり抗争についても静観していた。
ドルイド達だけが封印されたドラゴンの場所を知っているわけだが、1300年前に目覚めてアヴァロニアンに倒されたドラゴンというのは一頭とおまけだけなので残りから今後ゲームに登場する可能性もありえる。


Merlyn(マーリン)
ゲーム内では名前が使われている場面はあまり多くないがキーキャラクターの一人。モルガナと協力してアヴァロニアンをサポートし来るドラゴンの目覚めに備えたドルイド。目覚めた赤竜と小竜たちを討伐したあと亡くなった王の後継者には血筋(前王の息子)であるアーサーを推した。このためモルガナと意見が割れ、エクスカリバーを盗み出してアーサーに与えて彼を王として擁立したため内戦が勃発する。
この大戦の最終決戦において、モルガナの使役悪魔に対抗するため大儀式魔法を発動する。
大爆発とも霧とも書かれているが、双方大半が死に、モルガナと悪魔は地獄に送還、マーリンも消滅した。これよりAlbionの地全体が霧に包まれ、数百年にわたり世界から隔離される。




ゲームシステム

Fame(フェイム):名声
一般的なゲームでいう経験値に相当する値のAlbion Onlineでの呼び名。総合、コンバット(PvE)、PvP、クラフト、ギャザリングなどの区分表示がある。

Tier(ティアー):階級、等級
段や層を意味する言葉でありよく使われるレベルやクラスと類似の表現。日本では自動車業界の下請けの階層構造で使われる言葉。ゲーム内ではアイテム全般・モンスターの区分け使われ、ティア1~8まで8段階の強さが存在する。来年(2021)追加する予定もあるという。

Faction(ファクション):派閥、勢力
勢力を意味する用語でAlbion Onlineでファクションといえば概ねは2018年に導入された都市ファクションを意味する。5つの自治都市が争いあっている設定で、どれかの勢力に参加表明し都市間抗争PvPを行う。2021年はじめのアップデートでさらに進化する予定。

UTC
協定世界時。ゲーム内の時間表示に採用されている。日本時間はUTC+9時間である。
UTC+0の場所といえばグリニッジ天文台があるイギリスであり、ヨーロッパ各国もだいたいUTC+1時間の国が多い。


基本用語

Blob(ブロブ):球状の滴、斑点 名詞/動詞
ゲーム仕様としてマップ上に10人以上が密集しているとミニマップに赤丸が表示される。この表示の通称。人数が多いほど大きな円で表示される。集団の探知機能。もしこれがなかったら強盗が20人で走り回っていても、100人の軍勢が突撃してきても何も知らないままいきなり死ぬ。ファクション群の場合はその都市のカラーの丸になる。

Zerg(ザーグ)名詞
スタークラフトに登場する種族名から転じてゲーム用語となった、大軍勢を意味するワード。Albion Onlineでは大型の戦いはZvZ、即ちZerg vs Zergと称する。明確な定義はないが、装備から考えても20人より多い数が妥当。

Burst(バースト)名詞/動詞
爆発的な瞬間大威力。事前チャージやバフの仕込みを行って一気に敵HPを減らせるバースト攻撃技がAOには少なくない。これらと各種防御技との駆け引きもPvPの醍醐味になっている。回復であればバースト・ヒールである。

Comp(コンプ)名詞
チームの構成の意。(Composition=コンポジションの略)
Tank、Healer、DPS等の各ロールにどの様な武器ビルドの者を入れるかによってさまざまな組み合わせが生まれる。

Clump(クランプ)名詞/動詞
プレイヤーが密集したかたまり。戦争ではカムラインメイスを使って敵を吸い集め(=クランプ)にしてから大AOEで爆撃する基本戦法も超強力。

Choke(チョーク)名詞
閉塞部の意。狭い通路や橋など通過時にプレイヤーが密集してしまう場所=攻撃の的になりやすい超危険ポイント。このためチョークの後ろに軍をポジションして待ち受ける戦法も多々取られる。

Clap(クラップ)名詞/動詞
AoEのワンパンバースト技。代表的なクラッパーはガラティン。

Cap(キャップ)動詞
捕獲、占領を意味するキャプチャー(Capture)の略。アリーナでは自軍のみが陣に乗っている場合メーターが進行、クリスタルリーグではルーンストーンに触れるとキャストが発生し、完了すると拠点取得できる。



I-frame(アイフレーム)名詞(動詞)
同名の単語もあるがゲームにおいてはInvincibility frameの意。Invincible(無敵)になっている時間(フレーム)のことで、それを利用することもにも使われる。
熟達したプレーヤーであれば、ドッジロールやエヴェイシブジャンプ、パリイ等の短い無敵時間をピンポイントに活用して攻撃を潜り抜ける。テクニカルなプレイ。


Reset(リセット)名詞/動詞
英単語自体は様々に使われるが、AOプレイにおいてはチームの体力を一気に戻す大回復技のことを差す。代表的なリセットはフォールンスタッフ。

  • 最終更新:2021-06-28 20:45:01

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